MCTオイルでもう下痢を恐れない!
こんばんは。
前回ケトジェニックダイエットをした時は、重度の下痢に悩まされ2週間もたなかった”やせやき”です。
さすがに精神的にもこたえ、しばらくの間はケトジェニックダイエットをする事ができませんでした。
しかし、時を経てMCTオイルとうまく付き合う事ができるようになった今、ケトジェニックダイエットを再開する事ができました。
私はケトジェニックダイエットを、ダイエットのバリエーションの1つと捉えていて、ローカロリーで体が反応しなくなった時などに変化を与えてくれる貴重なダイエット方法だと思っています。
ケトジェニックダイエットは、本気でダイエットを考えている人にとって避けては通れない道だと思いますので、ぜひ活用してみてくさださい。
ダイエットの幅が広がります。
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MCTオイルでもう下痢を恐れない
ケトジェニックダイエットを始めようと思う人や、すでに実践中の人にとってMCTオイルは非常に大切なオイルである事は間違いないと思います。
では、どうしてそんなに大切なのでしょうか?
MCTオイルとは
ココナッツオイルなどで注目される『中鎖脂肪酸』のことです。
「中鎖」とは、油脂を構成する炭素の鎖の長さのことで、書いて字の如く、中くらいの長さの鎖を持つ脂肪酸という意味です。
では、この炭素の鎖の長さが長いとか、短いで何が変わるのかというと、短いほど分解が簡単になるため消化吸収がよくなる、早くエネルギーに変わる事ができます。
この中鎖脂肪酸は、母乳や牛乳、ココナッツなどにも含まれている天然の成分ですが、『MCTオイル』は中鎖脂肪酸100%のオイルです。
MCTオイルには副作用が!?
MCTオイルは、健康に良い油である事は間違いのない事実です。
しかし、ケトジェニックダイエットのように、摂取カロリーの7割を脂質で摂ろうとする場合に、MCTオイルの量を多くすると何らかの副作用が起きる可能性があります。
それは、
- 下痢
- 腹痛
- 胃痛
- 胃のむかつき
- 吐き気 など
いくら健康に良いと言われているMCTオイルでも、これらの症状が起きる人がいることもまた事実です。
私は、この中の下痢にかなり苦しめられ、人には言えないような経験もしてきました。(笑)
しかし、これらの症状が全く出ない人もいるので本当にその人次第とも言えます。
では、なぜこのような副作用が起きるのでしょうか?
多量摂取で下痢になる
MCTオイルをいきなり多量に摂取すると高確率で下痢になります。
特にケトジェニックダイエットの時は、早くケトーシス状態になりたいという焦りから、いきなり大量のMCTオイルを飲みがちです。
「こんなもん気合いだぜ!」ぐらいの感じで飲み始めると大変です。
気合で、下痢は止められませんから。
オイルは消化・吸収に時間がかかる
炭素の鎖の短い中鎖脂肪酸でも、消化・吸収には時間がかかります。
時間がかかるので腸内に長く留まることになり、胃痛や胃のむかつきが起きる原因になると考えられています。
これも、大量に摂取する事で、腸内での消化・吸収が追いつかず、体外に排出しようとするために腹痛や下痢を起こすことになります。
体がオイルに慣れていない
MCTオイルが体に慣れていない人は、特にこのような症状が現れやすくなります。
1日の摂取目安である「約30ml」でも、人によっては下痢や腹痛を起こすことにもなります。
MCTオイル克服方法
少量から飲み始める
私はこれに尽きると思います。
経験上、MCTオイルを飲み始めてすぐの時に大量に摂取をすると確実に下痢と腹痛になります。
1回の摂取量が大さじ1でも下痢になります。
なので、今回のケトジェニックダイエットでは、飲み始めは小さじ1から始めました。
朝と、昼にそれぞれ小さじ1ずつ入れて飲んでいましたが、下痢になることは1度もなく、腹痛にもなりませんでした。
1回の摂取量を小さじ1として、1日に小さじ2までを1週間続けたあとは、1回の摂取量を大さじ1にしていますが、問題なく摂取する事ができています。
なので、少量から始める事が私にとっては1番有効な方法でした。
レシチンを多く含む食べ物と一緒に摂取する
MCTオイルで下痢を引き起こす場合、卵や豆腐、大豆などに多く含まれるレシチンを一緒に摂取すると、油を乳化する働きがあり症状を緩和してくれます。
私は、蒸し大豆を1日50g〜100g食べていますので、この影響もあり、下痢や腹痛が起こらないのかもしれません。
ケトジェニックダイエットにとって、MCTオイルは欠かせないアイテムです。
しかし、腹痛や下痢の恐怖というのは十分に理解していますし、実際にいろいろ体験しています。(笑)
少量ずつ体に慣らしていくというシンプル方法ですが、効果は高いと感じています。
MCTオイルに苦手意識のある人は、ぜひお試しください。
最後に関連する記事を紹介して終わりにします。